快楽天7月号には幼馴染ものがない
デッキ紹介の記事です。
健全です。
Chapter1
この世に運命なんてないと思っていた。
ついさっきまでは。
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心が湧き立つ瞬間が始業前の椅子取りゲームしかない5限をうつらうつらしながら受けていたら、いつの間にか講義が終わっていた。レポートの提出があると友人から聞いて更に憂鬱な気分になりながらも、筆記用具を片付けて帰宅の準備する。
もう7月だ。日が落ちるのもずいぶん遅くなっている。自分の怠惰を蒸し暑さのせいにして、夕飯は外で食べることが脳内会議で決定した。まだこの町に来てから1度も行っていないお店に入ってみようと自転車を走らせる。おしゃれな洋食屋や無添加素材を謳う総菜屋、寂れた中華料理店。どれも足を踏み入れるのが躊躇われる。結局地元にあるのと同じチェーン店のファミレスに落ち着いた。
店に入ると一番初めにクーラーの冷気が出迎えてくれた。汗ばんだ肌には心地が良い。店員が席まで案内して水を持ってきてくれる。
「注文が決まりましたらそちらのボタンでお呼びください」
なんとはない決まり文句のはずなのに、特別を見出したのは何故だろうか。顔を上げると、そこには忘れるはずもない彼女が立っていた。
思い出なんてものは意図せず美化されているものだが、わかっていても縋っていたいんだ。
よく通る声、瑞々しい黒髪。僕が勝手に作り上げている偶像かもしれないが、彼女に対してのイメージだ。
好きな歌がGreeeenのキセキだったことも、お互いからかい合って過ごした放課後も、恥ずかしそうにチョコを渡してくれたバレンタインも忘れられずにいる。
「私の夢はアナウンサーになることです」
堂々と夢を語る子だった。その姿に僕は憧れて、夜空で一際輝くポラリスを見る度、君のことを思い出していたんだ。
久しぶりだねと驚きを隠せない表情で言う彼女。そんな彼女に訊かずにはいられなかった。
「夢は叶った?」
コップの水が僕に向かってとんできた。
Chapter2
思ったより冷たくないなと呆気にとられる。少ししてぽつぽつと水が落ちてくるのを肌で感じる。何かがおかしい。体を起こす。パンイチの男がベッドにいる。
僕 「おはよう!!!」
股間「おはよう!!!」
窓開けっぱなしにして寝てたら雨が入ってきやがった。クソすぎる。上裸なのでダイレクトに雨粒を受けてるのが最高にクソ。現実はクソゲー。一生夢の中で暮らしたい。やっぱり運命なんてないんだよ。
窓を閉める。振り返る。目と目が合うのは快楽天。この間ざーじろうさんが置いていったやつだ。
僕「よーし、幼馴染もので抜くぞ!!!」
メイド、後輩、親友の妹、吸血鬼、ギャルOL、レイヤー、愛人、彼女、大学生、上司OL、ともだちクエスト、ギャル、アイドル、大学のときの知り合い、友達の姉、彼女、彼女、人妻、大学の友人、家庭教師の生徒、JK、親戚。
あれ?????どこ?????幼馴染ものはどこ?????
幼馴染ものがないエロ本なんて、農業をしないTOKIO、探し物をしないポルノグラフィティみたいなものなんだが。ポルノグラフィティも色々不確かなものを探すくらいなら幼馴染ものが載っているエロ本探したほうがいい。
冷静になったら夢のことを思い出して死にたくなった。スマホで遺書でも書くか。
ミリシタ「元気が満タンになりました」
\アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズ/
さーて今日も始まりました。ミリシタのお時間です。人生辛いと感じたらみなさんもミリシタやりましょう。救われます。
桃子先輩のバブみがやばい。尊すぎて尊み秀吉になる。オギャりたさがMAXになった。
この迸る感情をどう表現すべきか。決まっている。僕はクソデッキデッカーだ。
Chapter3
僕がオギャるために必要なカード。
決まってしまった。ただ、タカラトミーもそう馬鹿ではない。ユーザーは簡単にオギャることができないのだ。正直度重なる殿堂や不祥事などには怒りを感じなかった僕だが、この時ばかりは頭にきた。I amはベイビーバースで出せない。これは課せられた試練だ。乗り越えなければ。僕はできる僕はできる僕はできる。
そしてクソデッキが完成した。
ループしそうでしないところが絶妙にクソデッキだと自負している。
とりあえずいっぱいザエッサ出してドローしまくって I am 出してぶん殴ればいいと思います。
ジャックとザエッサで3マナ使うところをどうにかすればいい感じにループするんでしょうけど、十分オギャって楽しんだので他の人に任せます。
このデッキで一番楽しいのは、ベイビーバースでトラブルアルケミスト出して
「トラブルアルケミストなんて出せれても小学生大困惑だよ困惑の影だけにwwwwwwwwwwww」
って言うことです。
散々引っ張っておいてクソデッキ紹介してすみませんでした。